お客様からの質問にわかりやすくお答え
FAQ
マンションや戸建て、土地などの不動産の売却や購入の流れ、必要書類、諸費用の内訳など、実務に即した情報をわかりやすく解説し、不動産取引でよくお寄せいただくご質問とその回答をまとめています。また、相続や税金に関する疑問点などの専門的な内容についても、具体例を交えながら丁寧に説明しています。お客様の不安や疑問を解消することで、スムーズな取引につなげています。
よくある質問
- なぜ"ホームインスペクション"が必要なのですか?
- 2018年4月1日から、中古住宅取引の際にホームインスペクションの説明が義務化されました。これにより、媒介契約や売買契約時、対象の住宅がホームインスペクションを受けた履歴、もしくは実施する予定の有無が確認され、広告や契約書等に明記されることになります。
- 不動産の適正価格は、どのようにして決められるの?
- 不動産の価格には以下のような種類があります。
①売主が提示する「売却希望価格」
②不動産会社が算出する「査定価格」
③実際に市場に出される「販売価格」
④買主が希望する「購入希望価格」
⑤取引が成立した際の「成約価格」
これらの価格を基に適正価格が判断されます。
- 査定価格はどのように決まるのでしょうか?
- 不動産会社に土地の売却相談を行うと、「このくらいの価格で売却できる可能性があります」といった目安の価格を提示していただけます。この目安の価格が「査定価格」にあたります。
なお、不動産会社によっては無料で査定を行っていただける場合もございます。そのため、実際に売却を決める前に、まずは査定価格だけを確認してみるのも一つの方法です。
- 売却価格はどのように決まるのでしょうか?
- 「売却価格」とは、不動産会社が提示する目安である「査定価格」を基準とし、売主と買主が十分に話し合い、双方が合意した価格を指します。この価格は、売主と買主の意向や市場状況を踏まえたうえで最終的に決定されます。
- 売却にかかる費用は?
- 不動産を売却する際には、さまざまな費用が発生します。これらの費用を事前に準備していない場合、売却手続きが滞る可能性もございます。そのため、必要な資金をあらかじめ把握し、準備しておくことが重要です。
本項では、不動産売却にかかる主な費用について、その概要をご説明いたします。
- 売り出し価格は途中で変更できるのでしょうか?
- 売り出し価格は、売主様のご意向により、引き上げたり引き下げたりと変更することが可能です。
ただし、一度設定した売り出し価格を変更する際には、慎重な判断が求められます。市場の状況や買主の反応を十分に考慮したうえで、適切なタイミングと価格を検討することが大切です。
- 少しでも査定を高くする方法は?
- 不動産の査定は、綿密な根拠に基づいて行われるため、査定価格を大幅に引き上げることは難しい場合があります。
しかしながら、不動産会社が査定時に重視するポイントを把握し、それに基づいて適切な準備を整えることで、査定価格をわずかに向上させることは可能です。査定価格を少しでも高めるためには、物件の状況や魅力を最大限にアピールすることが有効です。
- 不動産売却時の固定資産税はどうなるのでしょうか?
- 不動産の売買においては、売却日に基づき、売主様と買主様の間でその年の固定資産税を清算することが一般的です。
原則として、固定資産税の納税義務は、その年の1月1日時点で当該不動産を所有している方にあります。そのため、1月1日時点での所有者が売主様である場合、固定資産税を納める義務は売主様にありますが、売却後は買主様と公平に分担する形で調整が行われます。
- 不動産を売却した場合、確定申告は必要ですか?
- 不動産を売却した事実がある場合、税務署から確定申告の通知が届くことがあります。不動産売却により利益(譲渡所得)が生じた場合はもちろん、損失が発生した場合でも、確定申告が必要となります。